「きゃぁぁぁぁぁ!!!」
 ソルガディは、思いっきり地面に叩き付けられてしまう。
 しかし、美月の攻撃は止まない。
「まったく、しぶといんだよ!。いい加減ラクになりなッ!」
 そこを踏みつけようと、バストールはソルガディに向かって急降下する。
 その異常な執念に戦慄しながらも、華澄はその好機を見逃さなかった。
 ガイラムは、ソルガディしか眼中にないバストールの背後から接近した。ランサーを抜き放ち、オーラコンバーターめがけて切りかかる。
「観念しなさいっ!赤坂さんっ!」
「お前……また邪魔するのかっ!!」

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バストール
ダメージ813×作戦修正(華澄)1.2×作戦修正(美月)1.2
=1170
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「じゃあ、お前から殺してやるよッッ!!」
 ソルガディから離れると、バストールはガイラムへと向かおうとした。
 が、その時。それまでノーマークだったザブングルの、ライフルによる銃撃に見舞われてしまう。

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バストール
ダメージ497×作戦修正(虹野)1.1×作戦修正(美月)1.2
=656
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「美月ちゃん……お願いだから、もうやめて!」
 ライフルを構えたまま、沙希は力の限り叫ぶ。
「元のあなたに戻ってよぉ!!。そんな憎しみに満ちたファイトじゃなくて、さっきみたいな、楽しいファイトをしようよ!!」
「……楽しいファイト……だぁ?」
 せせら笑うように、美月。
「虹野沙希……お前は志穂がどうしてもっていうから、生かしておいてやるつもりだったのに……」
 美月には、沙希の言葉がおかしくてたまらなかった。楽しいファイト?。自分は、今純粋にファイトを楽しんでいるのだ。


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第3ターン(戦闘時BGM:サイレントヴォイス)

●茜
作戦修正(接近武器使用不可、命中率+10%、与ダメージ10%増)
攻撃/ファンネル>バストール/100%

●美月
作戦修正(命中率+20%、回避率−20%、与ダメージ20%増、被ダメージ20%増)
精神修正「気合」(その戦闘リプライの間、与ダメージ10%増)
スキル修正「聖戦士LV.1」(回避率+20%)

攻撃/鉄パイプ乱打>セリオ/100%

●華澄

防御

●虹野
作戦修正(接近武器使用不可、命中率+10%、与ダメージ10%増)

攻撃/ライフル>バストール/83%

●セリオ
精神修正「冷静」(全力攻撃のデメリットを無くす)
作戦修正(命中率+20%、与ダメージ20%増)

移動>バストールから遠ざかる

●彩
移動>バストール

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「……これで……終わって」
 再び、キュベレイからファンネルが放たれる。
 美月はそれを躱そうとは考えず、ただ「五月蝿い羽虫めっ!!」と叫びながら鉄パイプを振りまわす。ファンネルの何個かはそれで破壊されるが、そんなもので防ぎきれるものではない。まるで子供の行動だった。

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バストール
ダメージ2024×作戦修正(茜)1.1×作戦修正(美月)1.2
=2671
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「この蝿……私の左腕を狙っている!?」
 まさか、里村茜は、自分のことを知っているというのだろうか。
「いや、そんなはずはない……ただの偶然か」
 しかし、美月にはそんなことはどうでもよかった。
 彼女の瞳には、自分の狩るべき獲物しか瞳に映っていなかったから。
 すなわち、ソルガディ。
「しつこいんだよ!。いい加減にくたばりなッ!!」
 鉄パイプが、美月の怒号とセリオの悲鳴とともに振り下ろされた。

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ソルガディ
ダメージ3249×精神修正1.1×作戦修正1.2×RB1.2×RB(茜)0.9
=4631

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「ああ……」
 サテライトサービスの効果が切れるのと、ソルガディの撃墜は、同時だった。
「わかりました……マルチさん。私は、間違っていなかった」
 そして、自分を非難した虹野沙希も、また間違ってはいないことを、セリオは感じていた。
 間違っていたとしたなら、それは他人の受け売りで戦ってしまったことだけだ。
「様々な人が、様々な理由のために、様々な方法で戦っている」
 今度戦う時は、長岡志保の受け売りではなく、自分自身の意志と方法で戦いたいと思った。
「その時は……またお手合わせをお願いしますね。赤坂美月様」


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ソルガディ
撃墜
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 セリオが脱出し、主がいなくなったソルガディを。
「フ、フフフ……ハハハハハ、アーハッハッハッハッハッ!!」
 美月は、狂った笑い声をたてながら、更に鉄パイプで打ち据えていた。
 すでに原形を止めぬほどに破壊された魔装機ソルガディを、更に殴りつづける。頭部は砕け、手は折れ、足は千切れている。
 それでも、美月は殴るのをやめない。
「フンッ!!フンッ!!フンッ!!フンッ!!フンッ!!フンッ!!フンッ!!フンッ!!」
 気持ちよかった。
 素晴らしい快感を、美月は感じていた。
 だが、心のどこかに、微かなひっかかりを感じる。
「ヒャハァッ!」
 それを振り払うように、ソルガディのコクピット部分に、逆手に掴んだ鉄パイプを突き立てる。
「ハハハ……何が魔装機だ!ガンダム以外ファイトだ!!所詮人形じゃないか、人形……」

「……美月さん……」
 沙希は、ライフルの引き金をひくのを躊躇していた。
 今ならば、間違いなく当たる。疲弊した今のバストールならば、これで倒せるかもしれない。
 だが……。
 その時、レーダーに光点が浮かび上がった。、こちらに飛来する機体がある。
「ダイモス?それとも、グランゾン……?」
 どちらにしても、少し速すぎる。沙希は、ザブングルのモニタを最大望遠に切り替えた。
 そこには、弾丸と化して飛んでくる、光武の姿があった。
「うおおおおお!!!!。鳥にんげええええええええん!!!!」
 桐島カンナから、意味をなさない通信が届く。
「き、桐島さん!?いったいどうして……」
「馬鹿野郎!今はそんなこといってる場合か!。いいか、伊集院メイからの伝言だ!。耳の穴かっぽじってよぉく聞きやがれ!!」
 すぅ、と息を吸い込み、カンナは通信がなくても届くような大声で叫んだ。
「憎しみで戦う者は、誰ががそれを止めてやらねばならんのだ!!!……だーっっっっっっ!!!」
 そのまま、光武は地面に思いっきり突っ込んでいく。

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光武
ダメージ300
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 沙希の顔から、迷いが消え去った。
 ライフルの照準を、バストールに合わせる。
「さすが、伊集院くんの妹さん……ありがとう!!」
 さんざんカンナが騒いだせいで、美月がこちらに気づいた。鉄パイプを振り上げ、襲い掛かってくる。
「救うなんてことはできない!。私はそんなに偉くない!でも……」
 わずかに震える指が、トリガーにかかった。
「約束したから!。思いっきり戦うんだって!!」

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バストール
ダメージ497×作戦修正(虹野)1.1×作戦修正(美月)1.2
=656

撃破
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「……ハハハハ……参ったな。『美月』がやられちゃうなんて……」
 バストールは、その動きを止めた。みるみるうちに黒いオーラが消え失せ、その姿が元のサイズに戻っていく。
「さすが……『ときめき』の虹野沙希……。能力だけなら……朝日奈さんや片桐さんの方が上なのに。キミがエースって言われるわけが、よくわかったよ」
「美月ちゃん……あなた、正気に」
「残念だなあ……セリオちゃんが最後に感じていたこと、今のボクにはよくわかるよ。『自分の意志で』戦いたかったって……」
 その声からは、狂気の澱みは消え失せていた。ただ、疲労と悲しみがその声に浮かんでいる。
「今度は……ボクも、自分の闇を克服してくるから、その時は、また戦ってくれるかな?」
「もちろんよっ!。約束よ、美月ちゃん!」
「ああ……ありがとう。でも、今日はもう疲れちゃった……」
 バストールのピンクの機体は、火をふいて南の湖へと落下していった。

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バストール
撃墜
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「は、はれ!?終わっちゃったのお!?」
 今ごろやってきたるりかのダイモス、墜落するバストールを見届けながら、呆けた声をあげる。
「…………よかった……戦わ…なくて…………すんで……」
 彩のケンプファーも、湖面から姿をあらわす。その上空には、みさきのブラックサレナもいる。
「へへっ、どうやら、役者が揃ったようだな?」
 ランタオ島の地面に、ちょうど光武の形に空いた穴から、カンナ機が這い出てくる。
 茜、それをみてさすがに驚く。
「カンナさん……あの高さから落ちて無事なんですか?」
「あたりめえだ!。アタイの光武をそこら軟弱な機体と一緒にすんじゃねえぜ!」
「まあ、とにかく」
 華澄が、二人の会話を遮る。
「いよいよ、延長戦のようね?」
 一同に、妙な沈黙が訪れた。
 その緊張感を楽しむかのように、華澄は言う。
「悪いけど、優勝は我がひびきのが頂くわ」
「ばけやろう!。花組に決まってんだろ!」
「センチ=ベルだって、負けられないよ!」
「ONEは、二人も残ってますね」
「おっ、さすが茜ちゃん。さりげなくアピールだね」
「清川さん達やメイちゃんの分まで、がんばらないと!」






















「…………あの…………こみパ…も……いるん……です…………」


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キュベレイ
HP  4761/5500
ガイラム
HP 4658/6000
ブラックサレナ
HP 4200/4200
光武
HP 3400/3700
ダイモス
HP 2824/9000
ケンプファー
HP 2085/5700
ザブングル
HP 1714/5100

ソルガディ
撃破
グランゾン
撃破
ハイパーバストール
撃破
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