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幻想界の設定
●幻想界とは?
一言でいえば、地球圏とは異なる、もう1つの世界です。
幻想界という呼び名は、便宜的なものに過ぎません。
そこに住むものは、自分たちの住む世界のことを「グエンディーナ」と呼んでいます。
ただ、1〜2話で扱われた世界を「現実界」に対してグエンディーナを「幻想界」と
呼ぶことが多いと思います。
世界の特徴をいえば、魔法が事実として存在することでしょうか。
この世界は、魔法と科学を融合させた文明を築いています。
とはいえ、基本的には中世社会ですが。
主流となる機体は、オーラバトラーと魔装機です。
もっとも、とある理由で、両方とも現実界に技術が流出しています。
●幻想界の地理と国
地中海を挟んで、北西のエオルド大陸と南東のナザン大陸の2つの大陸が主な舞台です。
エオルド大陸は、半島状に突き出した大陸南西部を除いて、ハーブランドという大国の領土です。
エオルド大陸南西部には、エンフィールドをはじめとした都市国家群があります。
ナザン大陸には、マリエーナ等の小国やパーリア等の都市国家がエターナルメロディという連合国を築いています。
なお、ハーブランドとエターナルメロディとの仲は、あまりよくありません。
そのため、両大陸間の行き来はあまり盛んではありません。
ただし、グエンディーナ全体の魔法科学(=錬金学)を統括する錬金学協会は、両大陸にかなりのネットワークを張り巡らせています。
また、地中海には人魚の国があります。
●幻想界の神話
グエンディーナに住むものなら、以下の神話は誰でも知っています。
世界が今の形になるよりも遙か昔。
世界を手にしようとした邪神がいました。名を“ヴォルクルス”という邪神です。
ヴォルクルスに対抗するために、『暁の女神』は、人々に戦う方法を教えました。
女神より教わったのは、鋼の巨人の操り方。
人々は、数多くの鋼の巨人を駆使してヴォルクルスと戦いました。
世界が壊れるほどの激しい戦いの末、ついに邪神を封じることができたのです。
邪神は、永遠の時の狭間に封印されています。
今もなお…。
●神話と現実の関係
グエンディーナに住むものにとって、神話は歴史の一番最初の事実です。
現実に、その時に使われたと思われる鋼の巨人…ロボットも発掘されています。
オーラバトラーやリューなどは、発掘兵器なのです。
もっとも、オーラバトラーに関しては、発掘されたものを元に量産できていますが。
また、『暁の女神』も存在しており、この世界で『女神』といえば、暁の女神のことを
差します。
神話が事実であるからこそ、ヴォルクルス復活につながりかねない危険な魔法等は、
禁呪として激しく規制されています。
しかし今から2年近く前に行われた、とある若者の禁呪実験によって、その封印に
綻びが生じたといわれています。
それ以降、ヴォルクルスの分身と思われる少女が水面下で活動しているという噂です。
また、デモンゴーレムと呼ばれるヴォルクルスのしもべも、頻繁に出現しています。
それに対抗するため、幻想界の有力な国々では戦力増強が行われています。
ぶっちゃけた話、今の幻想界の軍組織は、ほぼ、対ヴォルクルス用みたいなものです。
ただし、それは今の話です。
幻想界にも「ヴォルクルス復活の兆し」を信じていないもの、それさえも利用しようと
するものはいますから…。
●オーラロード
幻想界と異世界をつなぐ道です。
頻繁に起こるわけではありませんが、条件がそろえば開くことがあります。
それを介して、幻想界と現実界の人的・物的資源の移動が行われることもあります。
しかし、ヴォルクルス復活の兆しが出て以来、大規模なオーラロードが3度開きました。
1回目は、禁呪実験によって封印に綻びが生じ、邪神の分身との最初の戦闘が起きたとき。
2回目は、ヴォルクルスの分身と舞波聖邪率いる部隊が激しい戦闘を行ったとき。
そして今回、3回目のオーラロードは、現実界側から開かれました。