<「鶴来屋・獣戦機隊」の立場>

 LEAFに所属する特務部隊です。くまさんチームとは違いあまり表にはでませんが、それゆえに公にはできない任務につくことが多いです。今回のアヤサキ=フリートへの協力も、LEAFではなく、綾崎家と古くから付き合いのある柏木家としてのものになっています。もちろん建前は、ですが。

 柏木姉妹の持つ「鬼の血」のことは、限られた人間(ミナヅキ准将などのLEAF上層部、保坂智子特尉、伊集院レイとその仲間など)しか知りません。このことは最重要機密です。



<鶴来屋の過去、柳川祐也、そして柏木耕一>


 四姉妹は、DOSV連邦警察の長瀬捜査官、そしてその部下の柳川祐也と協力して「隆山市連続猟奇殺人事件」の捜査にあたったことがある。しかし、真犯人は柳川祐也その人だった。鬼としての本性をあらわした祐也を、鶴来屋はくまさんチームとの共同作戦で地球圏から追い出した。


 そしてその直後、姉妹の恐れていた事態が起きる。彼女たちの従兄弟であり想い人、柏木耕一の血の発現である。耕一が覚醒すれば、地球圏にとって脅威となる。LEAF上層部は彼の抹殺を命じ、千鶴は一度はそれに従うが、妹たちの嘆願と耕一自身の決意によって思いとどまる。


 そして、耕一の頼みによりひとつの賭けが実行される。千鶴が鬼の力を解放し、それに同調して(エルクゥは、互いの意思を信号として送ることができる)耕一の覚醒を促す。完全に覚醒したところを、来栖川芹香の黒魔術と耕一自身の意思の力によって押さえ込み、力を自分の制御化におこうという賭けだ。

 そして、彼女たちはその賭けに負けた。耕一は、自分の血を抑えることができなかった。千鶴をかばった楓の体を貫き(このあたり、原作楓シナリオバッドエンドと同じです)、失敗した時に彼を抹殺すべく待機していたLEAF精鋭一個大隊を全滅させ、耕一は姿を消す。

 そのあと千鶴と楓は、梓と初音に「耕一は死んだ」と伝えた。それ以後、姉妹の間で彼のことが話題にのぼったことはない。

 だが……。



<各キャラの設定>


●柏木千鶴

 階級は大尉。鶴来屋のリーダー。そして鶴来屋グループの若き会長でもある。LEAF内でもかなりの発言権を有する実力者。現在、ある目的のため地球に下りている。

 血の覚醒率は姉妹ナンバー1。そしてそれを完璧にコントロールできる。


●柏木梓

 階級は少尉(楓も初音も同じ)。運動神経バツグン、パワーも姉妹一。しかも家事全般もソツなくこなすという、まさに「言う事なし」な彼女だが、「乱暴なところがそれらすべてを相殺してマイナスにしている」とはかの耕一の言葉。


●柏木楓

 姉妹の中でも、もっとも前世の記憶を色濃く残している。それゆえ、耕一のことでは一番苦しむことになってしまっている。速さは姉妹一。ダンクーガのメインパイロットも務める予定。


●柏木初音

 姉妹の末っ子。しっかりした性格で、耕一のことも表に出して嘆くことは少ない。だが、その心中では必死に耐えているのだ。彼女には、他の姉妹にはないある特殊な能力がある。