久遠の絆
<「秋津小隊」の立場>
まず、久遠の絆のキャラ達は「ときめき」や「センチ=ベル」の様な、世間に名の売れた独立部隊ではありません(どちらかと言うと、エース・ベテランからピヨッコの新兵まで居る『寄せ集め』の部隊です)。その為、部隊名も単純にキャラ達の所属するSS軍前線基地「秋津基地」から来ています。
この「秋津基地」とはSS軍の極東方面(日本)の前線基地で、機動兵器一個大隊(MSで数えれば24機)が配置されています(これの総称が「秋津大隊」で、その下に複数の中隊や小隊が存在します)。この辺りのSS軍は主にPS軍ではなくDOSV連邦(アリスやリーフ)と交戦しています。今のところ戦況は五分と五分で、戦線は押しも押されもしないと言った状況です。
そんな戦いの日々の最中、秋津基地の所属の新人士官の少年が夜空を切り裂く一条の流星を見付けるところから久遠の物語は始まります(原作で言えば冒頭部(武が凶夢から目覚めるところ)から始まる訳です)。
※久遠のストーリは原作通り、武と恋愛関係になった人物を機軸にした展開になります(多分)。頑張って恋愛ポイントを集め、彼のハートをガッチリと掴んで下さいね(はぁと)。
<各キャラの設定>
●御門 武(みかど たける)
原作の主人公。秋津基地第八機動小隊に所属する新人士官。階級は少尉だが、これは士官学校卒だからであり、彼自身の実力とは関係ない。当然経歴は真っ白。パイロットとしての腕前は新兵だけあってまだまだ平凡。時折、悪夢ならぬ「凶夢」にうなされる事がある。乗機は可変型MSギャプラン。
○キャラの経歴
スペースコロニー「F・O・G(フォグ)」に住んで居た頃の彼は、特に人生の目標もなく怠惰に生きていたが、「居候先(栞の家)の負担を軽くしよう(士官学校は学費が免除される)」「どうせ、いずれは徴兵によって戦地に赴く事になるのだから」と言う理由から士官学校に入学。GC0083.2月に卒業した彼はコネを持たない為、最前線の激戦地、地球は日本の秋津基地に配属された。
●高原 万葉(たかはら まよう)
ゲリラ組織「リガ・ミリティア」に協力する謎の少女。厳密に言えば軍属でない彼女は階級という物を持たない。大気圏突入直前に起きた聡子との遭遇戦に敗れ、地球に落下。その後、武と運命的な出会いを果たす。乗機はウィングガンダム・ゼロ。ニュータイプでもある。
○キャラの経歴
さる理由からリガ・ミリティアに協力する事にした彼女は、ジン=ジャハナムから封印されていた六番目にして最初の流星、ウィンガンダム・ゼロを託され地球に向かった(物語開始時に彼女と面識を持っている人物はリガ・ミリティアの構成員以外に居ません)。
●斎 栞(いつき しおり)
武の従妹にして幼なじみでSS軍の士官(少尉)。現在、看護兵として秋津基地に所属している。とことんマイペースな上に「考えるよりも行動」という言葉が服を着て歩いている様な存在で、良くも悪くも周囲を驚かせる事が度々有る。武にベタ惚れ状態なのだが、当の彼は「手の掛かる妹」程度としか見ていない様子。「にゅうたいぷ」の素養が有る様な無い様な・・・。
○キャラの経歴
元々民間人だった彼女は周囲の反対を振り切り、武に引っ付いてSS軍に入隊(武と同じ士官学校に入学)した・・・のだが、持ち前のすっとろさからパイロットは適性不足と判断され、秋津基地配属後は後方勤務に回される(教練は受けていたのでロボット兵器等を動かす事は出来る)。
●常磐 沙夜(ときわ さや)
SS軍の士官。階級は大尉。PCE戦争を経験しているベテランのパイロット。直轄の部下は秋津基地の第七・第八両機動小隊(第七小隊は無可変で飛行可能な、第八小隊は可変により飛行可能になる人型兵器で編成されており、まとめて「空戦小隊」とも言う。沙夜はこの両小隊の指揮官を兼任している訳である。なお、第一〜六までの小隊は全て陸戦型機動兵器で編成されている)のみだが、その豊富な経験から中隊以上の指揮を担当する事もある。有能で大人の美人な上に、気さくな人柄と有って、武を含めた秋津基地の男性陣の人気を一身に集めている。乗機は専用機にカスタマイズされたABダンバイン(トッド専用)。まだ24歳と若いのに歳の事を気にしているので注意されたし(笑)。
○キャラの経歴
PCE戦争の頃からの軍人(なんと、当時は通称「動く棺桶」こと『ボール』に乗っていた!)だった彼女は、戦争終結後に士官学校の教官として一時の平和を過ごしていた(この時の教え子に武や汰一がおり、そう言った関係から彼等には気軽に「沙夜先生」と呼ばれている)。今次大戦の勃発後、最後の教え子(つまり武等)が卒業したと同時に幹久にスカウトされて最前線の秋津基地に転属した。なお、第一話の時点でセンチ=ベルのシャトルに接近したダンバインは彼女の物である。慣熟飛行を兼ねて迎合しようとしていたのだが、その見慣れぬ機体の外観からセンチ=ベルに忌避されてしまった訳だ(笑)。
●天野 聡子(あまの さとこ)
ミステリアスな雰囲気を持つドイツ系四世のハーフクォーター。SS軍の士官。階級は少尉だったが、大気圏突入前に起きた遭遇戦の功績で中尉に昇進した。乗機はSS軍では珍しいスーパーロボットのジャイアント・ロボ。神霊学に深い造詣を持つらしい・・・。
○キャラの経歴
元はアースノイドだったのだが、父の仕事の都合で宇宙に上がった直後にPCE戦争が勃発して以後はスペースノイドとして過ごす。戦後、SS軍に入隊し、暫くの後、激戦区である地球の極東方面に転属を志願。大気圏突入直前に起きたガンダムとの遭遇戦で勝利を収めるも愛機ジムクゥエルを失ってしまい、秋津基地配属後には起動実験すらされていなかった新型スーパーロボット「ジャイアントロボ」を使う事になった。
※原作と違い、聡子とは全員が初対面です。
●有坂 汰一(ありさか たいち)
武の無二の親友で、彼と同じく第八機動小隊に所属する新人士官。だが既に新兵とは思えない戦果を上げており、基地内ではエースとさえ呼ばれている。幼い頃のトラウマから身内(仲間)には親身に対応するが、そうでない者には極端に冷淡になる性格。軍に入隊する前は陸上競技でそれなりに名を馳せていた。乗機はMSギャプラン。
○キャラの経歴
武に付き合う形で軍に入隊。士官学校を好成績(実技面だけなら主席)で卒業した後はエリートへの道を捨てて武と共に地球に降りる。秋津基地配属直後の初陣で敵MS一機撃墜の戦果を上げている。
●吉川 絵里(よしかわ えり)
SS軍の士官。秋津基地の資材管理部に勤めている。オカルト(恋占い・まじない)好きで栞とは親友。典型的な「眼鏡ッ子」で気が弱く、基地内でイジメの対象に成っている。士官候補生の頃から汰一の事が好きで彼を慕っている。
○キャラの経歴
上記に有る様に、士官学校で出会った汰一を慕い、健気に彼を追って最前線である秋津基地配属を志願した。汰一が傷付いたら看護してあげたいと言う想いから栞と同じ看護兵を志願していたのだが、実物の血や死体を見る事に堪えきれず、配属後は資材管理部に回される結果となってしまった。
●杵築 悠利(きづき ゆうり)
秋津基地第七機動小隊所属の士官で階級は少尉。パイロットとしての腕は申し分ないのだが、粗野で凶暴この上ない性格の持ち主で命令違反も目立つ(その為、何時まで経っても昇進しない)。また、武を過剰なまでに敵視しており、事有る毎に対立している。乗機はMSバイアラン。
○キャラの経歴
士官学校をギリギリ(成績ではなく、素行の方)で卒業した後、最前線の秋津基地に『送り込まれた』。
●高杉 響子(たかすぎ きょうこ)
秋津基地第七機動小隊所属の士官で階級は少尉。家がセガでも有数の資産家で、我が侭が利くのを良い事に士官候補生の頃はかなり好き勝手をしていた。杵築を慕っている。パイロットとしての腕は未熟も良いとこ。乗機はMSバイアラン。
○キャラの経歴
杵築と同じ士官学校を卒業した後、彼を追って秋津基地配属を志願した。
●芦屋 幹久(あしや みきひさ)
SS軍の士官で階級は大尉。秋津基地の司令官である為、同階級だが沙夜の上官。『元』木星船団の総督で木星帰りのニュータイプ。甘いマスクと多方面に及ぶ才覚に加え、男女の扱いに大きな差を付けるので、基地内の同性の不人気を一身に背負っており、裏では「幹久」と呼び捨てにされている。
○キャラの経歴
上記に有る様に、かつては木星船団の総督(幹久は現「雫」総督の月島拓也の前任者)だったのだが、数年前に航海を終了した時に経歴をタベタ大佐に買われ、SS軍に移った。
●鵺野 虎景(ぬえの とらかげ)
SS軍の士官。戦艦ドゴス・ギアの責任者で階級は中佐。熊の様な外見に似合わず、慎重な性格をしている。タベタ大佐の親派なのだが、「戦いは数でする物だ」と言う独自の信条を持ち、ときめきやセンチ=ベルの様な少数精鋭部隊を毛嫌いする気がある(正確には「少数精鋭のみを頼って戦争する考え方」が嫌いなのである)。
○キャラの経歴
PCE戦争以前からの軍人。補給部隊として地球に降下してきた。
※鵺野は半分オリジナルの存在です。原作をやっている人なら解りますが、彼の設定は随分と違ってますね、本来なら存在しない筈なのだから。つまり、「本来なら彼を存在させない様にした『アレ』」の設定も微妙に変わっている訳です。
●斎 節子(いつき せつこ)
栞の母。民間人。コロニー「F・O・G」で娘の安全を祈って居る。ちなみに栞は16歳。この人の外見年齢はどう見ても20代・・・はて?
●御門 英一郎(みかど えいいちろう)
武の父親。民間人。フリーのカメラマン兼ライターで南アフリカに行っている。武曰く「好きなバイクで温泉(在るのか?)巡りしながらお姉さんの写真ばかり撮っている放蕩親父」との事。
<原作との相違点>
原作の物から大幅変更された設定をまとめて列挙します。
1.キャラ達は皆、学生・教師ではなく、純粋な軍人である。
2.秋津『高校』は存在しない(武達が通った士官学校も特に名前は無い)。
3.最初から天野聡子を知る者は居ない。
4.虎景が存在している。
5.英一郎の設定(半分はオリジナル)。
<原作との共通点>
基本的に原作通りの設定を列挙します。
1.主要キャラは皆、輪廻転生を繰り返している。
2.記憶(力)の覚醒度は原作に準じる。
<人間関係>
●武から見た各キャラの認識と関係(第3話時点)。
1.万葉:殺害を予告される。奇妙な懐かしさ。敵?
2.栞:従妹。幼なじみ。手の掛かる妹。
3.沙夜:元教官。現直属の上官。憧れの人。
4.天野:新しい上官。不思議な感じのする人。
5.汰一:兄弟に近い親友。幼なじみ。同じ部隊の同僚。
6.絵里:従妹の親友。
7.杵築:敵視されている。嫌い。
8.高杉:どうでも良い存在。
9.幹久:上官の上官。嫌い。
10.虎景:上官だが面識無し。
11.節子:叔母。強敵。
12.英一郎:放蕩親父。